お知らせInformation
贈答用小箱のリニューアル2018年8月13日メディア関連情報
[お客様各位]
日頃より格別のご高配を賜りまして、深く御礼を申し上げます。
さて、長らく弊社にて愛用されておりました牛肉の小箱が、この度、新たな息吹を与えられたデザインへと一新されましたことお伝え致します。
日本では古来より「包む」文化をとても大事なものとして参りました。大切な手紙を包む際にはその気持ちが先方へと届くようにと香を添えることもありました。それは、贈り主が他に代えることのできない想いをなんとしてでも表現したかった、そのように感じられます。私たちも「包む」という行為は、その内容や中身と同じように重要なものと考えております。
今回の新しいデザインは、牛肉を包むうえでは伝統的な竹皮を彷彿とさせた、これまでの木目調のものから、白を基調とした清冽で現代的な柄のものへの模様替えとなります。
ご覧のように清々しい表情をした柄は、140年近くに亘って近江の牛とともに歩んできた数えきれない牛の足跡が、紋のように織りなされ表現されたものです。それはまた明治初頭、農耕用の使役牛を東京まで曳行した創業者の歩みとその牛の蹄跡であり、同時にそのような歴史の源流からここまでの私たちの軌跡でもございます。私たちを育む歴史と文化への、そして何より牛への慈しみの気持ちが「カタチ」になってお伝えできるようになりました。
みなさまが大切な相手様への贈り物をお考えの際は、私たちのこのような心が込められた近江の牛肉をお選びいただけます事を切に願っております。どうぞご注文、ご用命の際はぜひご利用くださいませ。