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時候のご挨拶2018年4月10日メディア関連情報
[お客様各位]
日頃より格別のご高配を賜りまして、誠にありがとうございます。
近江の名所旧跡は言わずもがな、そのいたるところで車窓から垣間見られ、人も虫たちも惹きつけて止まなかった桜の愛らしい時節も過ぎ去ろうとしている今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
先日、京都新聞の一面にて中国文学者として著名な井波律子女史が「休養について」と題されたコラムで、昨年咲くことなく終わった花が今年、とても見事に美しい顔をのぞかせ、逆にまた、昨年綺麗に咲き誇った花が、今年は花開かず終わった、そう花々は自身の身体と相談するかのように各々がしばし休息しながら、細く長く休み休み生きていく、というような内容であったと思います。
閑話休題。
つい人は綺麗な花にばかり目を奪われがちです。ところが実は、晩夏にたわわな稲穂を実らせるべく、このあたりの農家の方々はいま、田植えに向け、土を掘り起こす作業、耕起作業を終えたところ。立派な実がなるためには、当然、豊かな土壌がなければならない、というわけです。写真は、弊社の企業文化誌「ネノネ」創刊号でお世話になった、また日々、毛利志満本店でご提供しているお米の生産地、野洲市南櫻地区の田んぼになります。
ところで、今さらながら、となり恐縮ですが、創刊号でご寄稿くださった滋賀県出身の直木賞作家姫野カオルコさんが、自身のホームページで紹介してくださっております。☞http://himenoshiki.com/himefile/info.htm
また、とてもイラストとは一見思えないほど「リアル」なヒレステーキの表紙イラストを描いてくださり、現在さまざまな媒体で、文字通り飛ぶ鳥を落とす勢いでご活躍中の東海林巨樹さんもご紹介下さっております。☞http://www.naokishoji.com/about/news/
間もなく刊行される「ネノネ」次号においても同氏による、とても「リアル」な表紙となっております。どうぞ乞うご期待ください。
では、みなさまが私たち毛利志満だけでなく、むしろこの土地、この風土、この歴史や文化に惹きつけられて、それらと一緒にご来店していただけますよう最良の「おもてなし」の心とともに精進して参ります。